京都の児童公園の記憶
Sanjo-Bocho Park


 三条坊町公園
(さんじょうぼうちょうこうえん)
所在地: 京都市中京区西ノ京三条坊町1他
公園種別: 街区公園
開園面積: 5641㎡ ※現在の面積と違う可能性もあります。
設置年月日: 1952(昭和27)年4月1日
   ※公園名から設置年月日まで京都市情報館「京都市の公園一覧」(2024年3月31日現在)参照。

国土地理院・2020年8月19日の空中写真

2025

(c)OpenStreetMap contributors 2025年5月現在の地図を加工
2025年5月現在の配置

すべり台(コンクリート製)
シーソー
ブランコ(2連)
鉄棒(2連)
ス1…スプリング遊具(ラッコ)
ス2…スプリング遊具(クジラ)
ど1…動物の象形遊具(ウサギ)
ど2…動物の象形遊具(ゾウ)
ど3…動物の象形遊具(キリン)
健1…健康遊具(腹筋ベンチ)
健2…健康遊具(背伸ばしベンチ)
健3…健康遊具(背伸ばしベンチ)
A…石碑「記念の森」
砂場
地…地蔵堂
水…水栓柱
…トイレ


(2025年5月) 象形遊具、奥に北入口とブランコ

(2025年5月) 象形遊具(ゾウ)


(2025年5月) 象形遊具(キリン)

(2025年5月) 象形遊具(ウサギ)


(2025年5月) スプリング遊具、奥にトイレ

(2025年5月) すべり台、鉄棒


(2025年5月) 象形遊具、奥は広場
さらに奥では嵐電(京福嵐山本線)が通る

(2025年5月) 南の親水エリア ベンチ型健康遊具3つあり




西は佐井通をはさんで島津製作所に面し、南は三条通で京福嵐山本線が通ります。北は遊具が集まるエリア、中央は広場で、南端は新しく整備された水が流れるエリアです。

社会人が訪れる公園ですが、子ども向けの象形遊具やスプリング遊具が充実、基本的な遊具も揃っています。2009年頃にはスプリング遊具とブランコの位置が逆でしたが、トイレの改修に合わせたのか、2013年頃までに、以前は北東にいたラッコやクジラは北西のトイレ横に移されたようです。

南のエリアの整備は2018年頃完成、西高瀬川の水が引き込まれました。東のほうに「記念の森」と書かれた石碑あり、裏側に1972年の京都市長の名で説明が書かれています。
ただ、現在は森とよぶには樹木がだいぶ減りました。2017年以前のこのエリアは西半分が中央の広場がそのまま続き、東半分は10本以上の樹木に囲まれた「森」を形成、その北端、従って現在よりも北西の位置に石碑があったようです。
 


(参考資料・参考サイト)
京都市発行の公園関係資料、住宅地図、国土地理院地図・空中写真
OpenStreetMap、Google ストリートビュー、Google Earth
京都1000公園(2019年)



文章の記述日:2025年5月21日
京都の児童公園の記憶
Webmaster: Sari_phil
Copyright (c) Sari_phil All rights reserved.