京都の児童公園の記憶
Minamida Park


 南田公園
(みなみだこうえん)
所在地: 京都市左京区浄土寺上南田町32
公園種別: 街区公園
開園面積: 2290㎡ ※現在の面積と違う可能性もあります。
設置年月日: 1941(昭和16)年6月1日
   ※公園名から設置年月日まで京都市情報館「京都市の公園一覧」(2024年3月31日現在)参照。

国土地理院・2020年8月19日の空中写真

2025

(c)OpenStreetMap contributors 2025年10月現在の地図を加工
2025年10月現在の配置

すべり台(金属製)
ブランコ(2連)
ど1…動物の象形遊具(ラクダ)
ど2…動物の象形遊具(ヒツジ)
砂場
 ※砂場は、プール跡を利用したもの
水…水栓柱
…トイレ


(2025年10月) 象形遊具(ラクダ)

(2025年10月) 象形遊具(ヒツジ)


(2025年10月) 象形遊具 南西方向

(2025年10月) すべり台、ブランコ


(2025年10月) 砂場 北西方向

(2025年10月) トイレ 右奥は南入口




南側は広場、坂やフェンスで区切られた北側には遊具が集まっています。近くの馬場公園や宮の前公園と同様、1940年代前半からある古い公園です。大きな遊具はありませんが、北側は多くの木に囲まれてベンチや丸いイス、ラクダやヒツジもおり、のんびりした雰囲気です。

砂場の枠は水色で南側にくぼみ、北側に突起があります。これはかつてのちびっこプール(1972年度開設)の枠を利用したもので、突起は水が出るところ、くぼみは水位調節のためか出入りのしやすさも兼ねてか、少し低くなっていた部分です。ここでは2008~2009年頃から砂場として利用しているようです。京都でちびっこプールがプールとして使われている例はもうほとんどなさそうで、多くは撤去され、設備が残っているのは姉坊城公園春栄公園など少数。枠だけ残されたのはこの南田公園や小松原公園があります。


その他、2019~2021年の間にすべり台はコンクリート製から金属製に代わり、トイレは新しいものに代わっています。


(参考資料・参考サイト)
京都市発行の公園関係資料、住宅地図、国土地理院地図・空中写真
OpenStreetMap、Google ストリートビュー、Google Earth
日常旅行日記(2019年)
日本1000公園(2021年)



文章の記述日:2025年10月30日
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