京都の児童公園の記憶
Yosei Park


 養正公園(希望の広場)
(ようせいこうえん)(きぼうのひろば)
所在地: 京都市左京区田中馬場町
公園種別: 街区公園
開園面積: 2367㎡ ※現在の面積と違う可能性もあります。
設置年月日: 1986(昭和61)年3月31日
   ※公園名から設置年月日まで京都市情報館「京都市の公園一覧」(2024年3月31日現在)参照。

国土地理院・2020年8月19日の空中写真

2025

(c)OpenStreetMap contributors 2025年11月現在の地図を加工
2025年11月現在の配置

すべり台(金属製)
ブランコ(2連)
うんてい(傾斜型)
砂場
藤棚
水1…手足洗い場
水2…手洗い場
…トイレ


(2025年11月) 北東入口から南西方向

(2025年11月) 手前は砂場 奥はうんてい、すべり台、ブランコ


(2025年11月) うんてい、すべり台 左端に手足洗い場

(2025年11月) 藤棚 奥にブランコとすべり台 北東方向


(2025年11月) 右手前は藤棚 北東方向
奥にブランコとすべり台 右奥は市営住宅13棟

(2025年11月) 公園中央やや西から南の方向
右端はトイレ 奥は市営住宅12棟、左端は11棟




高野川の東、叡山電車出町柳駅の北東に位置する公園です。周辺に市営住宅の大きいマンションがいくつかありますが、それらがひととおり建った後の1986年に設けられました。遊具は北のほうに集まり、藤棚の北に小さめの広場、藤棚の南に大きい広場があります。

うんてい(傾斜型)は北東入口近くにあったのが2024~2025年頃にやや南西に移動し、色も少し変わって現在の位置になっています。すべり台はコンクリート製だったのが2024~2025年頃に金属製に代わりました。

遊具の揃いはシンプルで、他の公園で見かけないような特徴的なものは特に見当たりません。個性的な象形遊具などは、むしろ市営住宅の敷地内のほうに多数揃っています。しかしその養正市営住宅は今後、ほとんどが取り壊されていく計画のようです(2021年の京都市「養正市営住宅団地再生計画」参照)。特にこの養正公園の東の13棟、南の12棟、南東の11棟は巨大なマンション(かつ1階のスペースに様々な遊具あり)で、これらがなくなるとこの公園の意義も変わっていくのかもしれません。


(参考資料・参考サイト)
京都市発行の公園関係資料、住宅地図、国土地理院地図・空中写真
OpenStreetMap、Google ストリートビュー、Google Earth
日本1000公園(2018年)



文章の記述日:2025年11月30日
京都の児童公園の記憶
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